不安のしずめ方

加藤諦三さんの本です。
(HPはhttp://www.kato-lab.net/)

昨日パパが「本屋にいきたい」と言うので、「古本屋?新しい本屋?」と聞いたら、「古本でいいー」と。
ブックオフへいってきました。
で、何気なく足を向けた場所にあったのがこの人の本。

昔、数冊買って読んでいたので、すんなり入れました。
読みやすいしね。

他に 『「本当の自分」はどこにいる』 と 『心のやすませ方』 を買いました。

こっちはまだパラパラとしか読んでいないんだけど、うつ病になる人の考え方とかも書いてあったり。
いいときに出会ったなぁ~と思ってます。

今読んでいるのは、タイトルとおりの「不安のしずめ方」なんですが、だいぶパパにも私にもあてはまることが書いてあって、役にたちそうです。

良い嫁と思われたい、嫌われたくないばっかりに自分の意見を言わなかったり。
都合悪いのに人に合わせてしまったり。
日記でも、パパの兄弟とかも見てるし、『悪く思われたくないなーっ』て、言いたいこと全部書かなかったりしていることが無意味で、逆に自分を苦しめることだと知りました。
まぁ、読んでるときは、そういうとこ直していこうって思うんだけど、結局、なんとなくその場限りの安全と安心を優先して、ズルズルといつも通りになって、んで、毎回それが原因で勝手に自分で心配して不安になって苦しくなってんだよねぇ~。

自分の親の悪口を言うわけではないけど、子供の頃の体験を思い出してみると、今の自分をつくってきた理由がある気がする。
母は人に会うたびに「この子は変な子でねぇ」って言ってた。
『ああ、自分は変なんだ』
まぁ、そういう思い出が頭のどっかで変な回路を作っていて、人に良く見られたい意識を作り出してるのかなーと、勝手な分析をしてみてます。w

パパにしても、ピアノの月謝が無くなったことを親に言うと「お前がなんかに使ったんだろ、うそをつくんじゃない」といわれたこととか、友達に『お前うつじゃないの?』と言われて親に相談したら、「お前はなまけてるだけだ」とか、親に認めてもらえなかったことに対して、すごく不安に思ってる。
不安で不安で仕方ないから、無駄に頑張り過ぎる。
頑張っても、なんとなく周りに認めてもらえてない気がして、さらに無駄にがむしゃらに頑張って。
で、つぶれちゃった。

うちは、二人とも人に合わせよう、好かれようとするタイプ。
外食するときも、どっちも自分が何を食べたいのか言わない。
互いに「なにがいい?」「なにが食べたい?」って聞きあう。
相手が決めてくれるのを待ってる。
自分の意見を主張して、拒否されるのをすごく恐ろしいことのように思ってる。

嫌われたっていい、別にその後不都合があるわけじゃない。
他人に認めてもらわなくてもいい、自分の納得できる仕事ができれば。
まぁ、パパと仲が悪くなるのは不都合だけど。w
守っていくのはこの家庭だけでいいんだよねぇ~。

母には常々「旦那さんの親とは仲良くしなさい。うちは放っておいても、お前は嫁なんだから、旦那さんの家は大事に。」って言われてて。
でも、パパに色々聞いてるし、私も結婚前から色々言われたり、パパの友達から「結婚できたんだー。おばさんが『あの子はダメだ』って言ってたからできないと思ったよー」ってのを聞いたりしてるから、嫌いだし。
それでも、いい嫁にならなきゃいけないしで、姑との関係にすごく不安感を持ってた。
まだ嫌われてるのかな?って。
でも、どうでもいいや。
姑に嫌われてたところで、パパに嫌われてるわけじゃないし。
パパ自身も親に不信感持ってるくらいだし。

パパが「うちの親と仲良くできないなら離婚するー」って言うような人だったら、仲良くするように努力するか、そんな旦那とは別れるか、そうなったときに考える。w

心理学って面白いねぇ~。
この3冊が読み終わったら、次は

 

格差病社会

-日本人の心理構造

大和書房 (9月30日)

加藤諦三 著

1500円(税抜)

ISBN4-479-64034-7

私たちは生きていくうえで「比較をしない」ということを実行しようとすると、

かなり難しい。そこには、どういう心理が働いているのだろうか。まず、自己

蔑視と抑うつの可能性が高い。他人との比較でしか自分を考えられなくなれば、

「勝ち組・負け組」式に人を分類するようになるのは不思議ではない。いまの

日本でこれほどまでに「勝ち組・負け組」が問題になるのは、今の日本が、過

剰な競争意識の裏に自己蔑視と抑うつ状態にあるからではなかろうか。そして、

勝った方か、負けた方か、どちらかが幸せならいいが、どちらも不幸というこ

とが今の日本の最大の問題なのである。

を、買おうと思ってる。
楽しそうでしょ?w

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