お仕事は介護です。
経験も資格もなく飛び込んだ世界。
はじめて触れ合う痴呆老人のお客様たち。
トイレの介助も、お風呂の介助もあります。
車いすのお客様もいますが、寝たきりの方はいないので、たぶんラクな職場だと思います。
先輩の職員さん方もとてもいい方たちばかりで、精神的にもいろいろ助けられてすごしています。
とにかく毎日が楽しい。
怒られたりすることはたくさんあるし、失敗もあるし、おしゃべりは得意ではないので会話に困ることも多いです。
それでも、「明日いきたくないな」とか「もう疲れてやだな」とか思わないんですよねぇ〜。
疲れて帰宅しているはずなのに、帰り道も何故か笑顔になっちゃうような、そんな仕事です。
まだまだ経験が浅いせいかもしれません。
きっと、もっと深くお客様と触れ合っていくと悩むことも多くなるんだろうとは思います。
夜中に起きだして「トイレに行きますか?」と聞くと「ご飯を食べに行く」と言い出す方もいますし、朝から晩まで「すいません」「すいませんん」「だれか」「おねがいよ」「なんでいじわるするの」と訴え続ける方もいる。
夏なのに「東北は大雪だってよ」と繰り返す方もいます。
実に面白い。
こんな状態なのに、私が蚊にくわれた小さな赤い痕をみつけたら「どうしたの?」と声をかけてくださる「風邪ひかないでね」と言ってくださる。
仕事を終えると「おつかれさま、ありがとね。」と言ってもらえる。
子供が成長していくのと違い、日々衰えていく姿をみていくわけだけれども、できればこの最後の時を少しでも楽しく過ごしていただきたいものですね。
ご家族がいらっしゃらず、面会が無い方も中にはいらっしゃいます。
せめて職員が家族のごとく笑顔で一緒にいられることを願います。
仕事でうんこしっこ処理が多いわけですが、帰宅してもうんこしっこ処理が大量にある我が家です。
1日中うんこ掃除です。w
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